『Freeze!(그대로 멈춰라!)』(Song by Block B) MV所感
公 開 日:2011年4月13日
収録音盤:『Do U Wanna B?(1st single)』:2019年現在、廃盤
『New Kids on the Block(1st mini album)』
正真正銘、Block Bの記念すべきデビュー曲。
韓国を代表するヒップホップ・ミュージシャンであるチョPDがプロデュースする
HIPHOPアイドルチームという触れ込みでデビューしたBlock B(以下、ブロビ)の、
デビュー曲。
現在確立されているのブロビのイメージとはかなり違う部分が多く、
『Very Good』からブロビに入門した私としては、
初見は衝撃的であるとともに、いろんな意味で見ていて面白かったです 笑
しかしながら、今のブロビのイメージとのギャップに慣れさえすれば、
やっぱり曲は良い…と、思う?(多分)
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MVが公開された2011年から結構な月日が流れた今となっては、
この曲をキッカケにブロビを知る人は、最早いないのではないだろうか…笑
どんなグループにも
『このグループをおススメしたいならとりあえずこれ聞かせとけ!』的な、
グループの個性を最大限に発揮していて、なおかつ有名で人気もある、
いわゆる『代表曲』というものがあると思うのですが、
ブロビで言ったらそれに該当するのは、
やはり音楽番組で初1位を取った『Very Good』だと思います。
『悪童』というブロビのコンセプト通り、
強くて悪いイメージでありつつ、何をやるにも自由に楽しくふざけながら。
歌詞も曲もMVでもステージでも、
一度聞いたら(見たら)狂気的で奇抜かつ強烈なインパクトが
しっかりと見た人の脳に焼き付く、正にブロビの魅力を120%出し切った1曲です。
で、そんな感じのイメージをブロビの『基本』とするなら、
『Very Good』以降に出したタイトル曲はイメチェンこそしても、
基本イメージはおさえつつズラす、って感じがするし、
『Very Good』以前のタイトル曲も概ね基本イメージと相違ない感じなのですが、
このデビュー曲に関してはほんとに…www
いろんな部分に対して色々と思う所があるというか、
いろんな感情がせめぎ合って混乱しつつもある意味夢中になって見ている内に
あっという間に3:34が終わっているこちらのMV…。
とりあえず、見てて思った事を大雑把に書き出してみます。
①え、ものすごくアイドルっぽい…
②なんか、めっちゃダンスしてるし…
③てか、ジェヒョさんが目立ってる…だと…?
④まあ、この時はこういう時代だったんだろうな…
⑤あと、テイルさん誰…!?
⑥!!!!?????
…はい、ざっとこの6つでしょうか?
まあまあとにかく、ちゃちゃっと1つずつ見て行きましょう!
①え、ものすごくアイドルっぽい…
そう。ものすごくアイドルっぽい。
もっと言えば、ものすごく普通のアイドルっぽい。
開始10秒でそう思って、見終わるまでずっとそんな感じでした。
そして、そう感じた理由が②~④の印象になっていきます。
②なんか、めっちゃダンスしてるし…
ぶ、ブロビがめっちゃダンスしてるーーー!!
キチっと揃った隊列でみんなで同じ振付を合わせるタイプの
アイドルっぽいダンスしてるーーーーー!!!
私が開始10秒でまず思った事であり、
このMVがめっちゃアイドルっぽく感じる第一の理由がこれです。
ブロビのダンスって、この2つ後の活動曲の
『난리나(Nanrina )』以降は特に、
2019年現在のK-POPアイドルの主流とも言える
カル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)
ではなく、ほとんどが完全ノリ重視なんですよね。
AメロBメロは各パートの担当の人が出てきて歌い、
その周りでバックダンサー(以下、BD)さんが数人踊る。
残りのメンバーは大量のBDさんの更に後方で完全停止状態で待機か、
もしくは大量のBDさんに紛れて一緒に踊るかする。
そして、サビでキャッチーなポイントダンスを持ってきて、
しっかりダンスの印象も残す。
みたいな感じで、そもそもみんなで合わせる部分が少ない振付けになってます。
しかしながら、今主流のやり方ではないにせよ、
曲的にもグループの個性的にもそれが合ってるので、
ステージを見ればしっかり楽しくかっこよく盛り上がるんですよね~(*´▽`*)
ところがどっこい!!
これだと7人だけで頑張って踊ってるじゃあないですかァーーーーー!!!わ、私が知ってるブロビじゃない 笑
何を見るにもついSEVENTEENを基準に考えてしまう私としては、
このダンスはうん…正直ちょっとゆるめに見えるよね 笑
なんか、「こんな時代もあったんだな~」って感じです。
③てか、ジェヒョさんが目立ってる…だと…?
歌いだしがジェヒョさんでしかも一回の分量が多いぞ!?
それに何回も出てくるぞ!!?
今は曲中で一言言ったら終わりなんて事もしばしばあるジェヒョさんが、
このMVでは『見ねェ!このイケメンを!ほれほれ!!』とばかりに
出まくってきます。
そんなビジュアル最強メンバーを押し出していこうとする所もまた、
アイドルっぽさですよね。
ジコさんが目立つのはまあ今も変わらないのですが、
この頃はビジュアル最強のジェヒョさんも目立つ…というか、
なんならジコさんと一緒にセンター扱いされてませんかこれ…!?(;'∀')
また、目立ってるのはジェヒョさんだけでは無く、
他のヴォーカルメンバーのパートもいっぱいあるのにびっくり。
むしろ、ヴォーカルメインの曲にラップパートも入れてる、
位のバランスに感じます。
その辺も、普通のアイドルの曲の様に感じる要因かなあ。
ホントに、「こんな時代もあったんだな~」って感じです。
④まあ、この時はこういう時代だったんだろうな…
率直に言ってメイク服装MVのコンセプトなどなど全体的にとても時代を感じる 笑
これはもう仕方ない事ですよね、何しろ2011年の作品ですから(^-^;)
それにしても、
『メイクのツヤ感』『金銀の生地やらスタッズやらの光る素材でできた衣装』
『星形に光る照明』『ゴツくてでかいぴかぴかの(多分)高級車』などなど、
MVを構成する要素からほとばしる『リッチ&ゴージャス感』が凄い 笑
なぜ『悪童』をコンセプトにしたアイドルで、最初の曲がこんな感じだったのか…?
『リッチ』とか『ゴージャス』って
『悪童』とか『HIPHOP』とかのイメージとは対極にあると思うんだけど…。
と、ここまで書いて思ったのですが、
あれ…そういえばブロビっていつから悪童コンセプトだったんだ?(;´◉◞౪◟◉)
私、今の今まで、てっきりデビュー当初からそうだったと思ってたのですが、
今確認したリンク先のMVの説明文には一言も『悪童』って書いてない…。
もしかして途中から『悪童』って言い出したのかな?(今度確認します)
いやしかし、それにしたって
『有名HIPHOPミュージシャンのプロデュース』が売りの
HIPHOP感が期待されるアイドルグループのデビュー曲にしては、
どちらかと言うとダンス曲っぽいように感じます。
(HIPHOPの定義がよく分からない、ただアイドルファンからするとネ。)
あ、それとブロビのMVには珍しく
ストーリーパートが無くて、メンバーのアップとダンス映像しか流れないのも
ダンス曲っぽく見える要因かなぁ。
…と、思ってたら、よく見るとこのMVの
『Freeze!(그대로 멈춰라!)』収録アルバムの説明文に、
『ブロックビーの個性を確実に露出しながらも、彼らのヒップホップに大衆が優しく近づけるように配慮した完成度の高いトラックが有機的に構成されている。』
って書いてありました!
…なのでまあ、要はこういう感じが当時流行っていたんですねきっと。
いやぁ…「こんな時代も(以下略
⑤あと、テイルさん誰…!?
さて、全体的にアイドルっぽい事の他に気になるのが、
メンバーのビジュアルの違いっぷり。
そして栄えある『その後随分イメチェンしたんですね』大賞を受賞するのは
メインボーカルのテイルさんです。
テイルさんの最大の特徴である眼鏡をかけていな…
というかこのアイメイクは何事!?(多分これも時代)
あと、キョンちゃん(パッキョン)も、結構今と印象違いますね。
キョンちゃん髪型アシメ…笑(時代)
今となっては可愛らしく仕上げられることが多い2人が、
特に違った印象で面白いです。
他にも、今は中性的で美しく優し気なビジュアルになっているジェヒョさんが、
この時はキリッとカッコ良いイケメン仕様だったり、
今や黒髪がデフォルトで、真面目な大人のお兄さんな感じが定番のビボムさんが、
赤なんてなかなかの奇抜な髪色をしていたりと、違いが面白いですね^^
ジコさんが奇抜なのはいつものことだし(髪型)、
ぴーちゃん(P.O)とユグちゃん(ユグォン)は、
単純に「まだ若いな~^^」って感じかな。
なんというか、「こん(以下略
⑥!!!!?????
/ドォォォォォン\
!!!!?????(これはもうシンプルに…笑 )
な、なんで爆発したのだ…?笑笑
…はい、という訳で、現在のブロビのイメージとのギャップで
ボブ美を大変困惑させつつも笑顔にしてくれた、
『Freeze!(그대로 멈춰라!)』MV所感でした!(^ω^)
「いやアンタ、曲自体の感想書いてないじゃないの。」
と、思う方も、もしかしたらいらっしゃるかも知れませんが、
ただでさえくどくどと長い文章を書きがちな私が、
この上曲や個々のメンバーにまで言及し出したら、
ちょっと長くなりすぎて読む方も大変だと思うので、
曲についての感想は音盤の感想文に持ち越したいと思います(;´∀`)
全体的にいじる感じの感想文になってしまい、
「この曲もかっこよくて好きだよ私は!!(怒」
って方がいたら、あのそのほんとすみません(;´・ω・)
音盤の感想文の時は、もうちょっと真面目に書きます。
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さて、ボブ美の初めてのMV感想文、
ここまで読んでくださってありがとうございました!
拙い文章ではございましたが、楽しんでいただけてたら幸いです。
私も『ちゃんと更新するブログ』を目指していきますので、
また見に来ていただけると嬉しいです。
それでは最後に、MVのハイライトをそっと置いていきます…。
ボブ美が、何故かこのシーンが来ると必ず笑ってしまう、
ユグちゃんのエンジェルスマイル。