『Do U Wanna B？（1st single）』(Song by Block B) 所感
アルバム名：Do U Wanna B？（Block B 1st single）
発 売 日：2011.4.14
収 録 曲：1.Wanna B
2.Freeze！（그대로 멈춰라！）※タイトル曲
3.나만 이런거야? (Is It Only Me?)
※こちらのCDは、2019年現在既に廃盤になっているようで、
入手困難のため私は所持していないのですが、
『New Kids on the Block (1st mini album)』にほぼ同じ曲が収録されているので、
そちらを参考に所感を書いております。
Block B（以下、ブロビ）の記念すべきデビューシングル。
ボブ美を大いに戸惑わせたタイトル曲の『Freeze！（그대로 멈춰라！）』の他、
新人アイドルの意気込みを歌った『Wanna B』、
彼女との別れを自分だけが受け入れられない男の心情を歌った失恋ソングの
『나만 이런거야? (Is It Only Me?)』の３曲を収録。
全体的な感想としては、新人らしく、若者らしい曲が集まっている印象。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.Wanna B
おすすめしたいので、映像があるものは貼っていくスタイル。
（↑は残念ながら短縮ver. です(;^ω^)
歌番組の公式が公開しているfull ver.が、ぱっと探した感じ見つかりませんでした。）
こちらはまず、これから自分たちが進出する歌謡界とファンへの
ご挨拶の一曲と言った感じでしょうか。
なんとな～くざっくり要約すると、
『練習生期間を終えて、ついに俺たちがデビューした。
今までの似たり寄ったりのアイドル達とは
全く違うってコトをこれから教えてやるから、
お前らよく見とけ』
と言った感じで、新人らしく気合十分に、
今後の自分たちの活躍について歌っています(*´▽｀*)
だからタイトル曲ではなくても、デビューシングルの１曲目なのでしょうね。
SEVENTEENで言う所の、『Shining Diamond』の位置づけですね！
（セブチ分かる人じゃないとピンと来ない上、
先輩の曲を後輩の曲で例えるのも何ですけど 笑）
でもって、そんな意気込みをどんな曲に乗せたかと言うと、
まず伴奏に使われている音で一番目立つのが
低い電子音（私は低いラッパの音に聞こえる）で、
なおかつテンポはややゆっくり目？かな？
ハイテンポではない気がするのでこういうのがミディアムテンポ？
って思ってミディアムテンポでググったけどよく分かりませんでした！(ﾟ∀ﾟ)
基本的にはその低くてややゆっくり目の電子音がイントロの
『Wow Wow Wow Bounce Bounce Bounce
Round Round Round Sound Sound Sound』
のリズムをリフレインしています。
なので、聞いてるこっちもリズムに乗りやすくて楽しいのですが、
（私これ聞いてる時めっちゃ縦ノリしちゃいます 笑）
一方でどっしり安定感があって落ち着いた雰囲気も醸し出しています。
そんな歌詞の内容と曲が合わさって、
『業界とファンへのご挨拶の一曲』といえど、
『新人らしく』元気はつらつ爽やかに
「これから僕たちの事、よろしくお願いします！(*^▽^*)」
というよりは、
『新人だけど』クールに格好良く、落ち着き払って堂々と、
「ま、これから凄い事やってやるから、見てなよ(￣▽￣ )」
という感じの雰囲気の曲になっている印象ですね～。
まあ、ブロビだもんね 笑
また、サビでテイルさんが歌う以外は、
歌詞の大半がジコさん、ぴーちゃん（P.O）、
なので、素人が聞いても分かりやすいくらい
HIPHOP系アイドル感のある曲です。
個人的にはどちらかと言うとダンス曲っぽく聞こえた
タイトル曲の『Freeze！（그대로 멈춰라！）』よりも、
むしろこっちの方がHIPHOP感～。
う～ん、しかし、HIPHOP系グループの宿命なのでしょうか。
ラップを多くすると、どうしてもヴォーカルメンバーのパートが少ないですね。
メインボのテイルさんはしっかりサビを歌わせてもらってますが、
それ以外のサブボのみんなの出番は一回ずつ…(;・∀・)＜あらまぁ…
私は完成度を高める為なら、
曲の雰囲気によってメンバーのパートの増減があるのはアリだと思っている方ですし、
実はブロビに関しては特に推しがいないというのもあって、
パート格差に関してそこまで不満を感じたりしないのですが、
一言ずつってのは、なかなか容赦のない…笑
ビボムさん、ユグちゃん（ユグォン）、ジェヒョさんのファンの方は、
もっと推しのパートを…！と思うかも。
けど、そんな中でも多めのパートをもらってるジェヒョさんは、
やはりこの頃はまだ推されていたんですねぇ…(;´∀｀)
まあそれはともかく、
私はこういうほぼ同じ伴奏がずーと繰り返される曲は
ノリやすいし聞いてる内に楽しくなってくるので結構好きです＾＾
ちなみに後の活動曲の『 NalinA（난리나）』も正にそんな曲で好きです＾＾
あと、↑の映像、私マジめっちゃ好みなんですよ～
なぜなら制服はブレザーより断然学ランセーラー服派なので＾＾
こういう学ラン衣装を思いっ切り不良っぽく着こなしてくれるグループは
学ラン好きには大変ありがたい…(-人- )
後々『Very Good』で活動した時も、
確か学ラン不良スタイルの時があったんですけど、
あれも良かった…。
2.Freeze！（그대로 멈춰라！）※タイトル曲
よろしければ、こちらも合わせてご覧ください↓
『Freeze！（그대로 멈춰라！）』 MV所感 - 愛ゆえに地獄（仮）
まずタイトルは『Freeze！（그대로 멈춰라！）』。
韓国語タイトルの読みは『クデロ モンチョラ！』で、
意味は『そのまま止まれ！』です。
MVの感想で『ダンスMV衣装と全体的に普通のアイドルっぽい』
という話はしましたが、実は歌詞の内容も凄く普通のアイドルっぽい！
歌詞のあらすじは
『夜のクラブを舞台に、
ステージで踊る一際美しい女性を一目見て気に入った男が、
ひたすらアプローチをする』
と言った感じです。
なので、自分を躱してどこかへ行ってしまうクラブで見つけたマブい女に対して
「Freeze！（그대로 멈춰라！）」ってわけですな 笑
シチュエーションも出てくるワードも、
『君に夢中なんだ、他の奴なんかほっといて俺だけ見てくれ！』
の主人公男らしくてカッコイイver.
（この手の曲は、ざっくり主人公爽やかでかわいいver.と
２つに大別されると思われる）
って感じで、男性アイドルの曲としてはまさにド定番の内容ですね。
わ～お。なんかもう、今ではもうやらないだろうなってくらい
曲を構成する全てから『アイドルっぽさ』が溢れておるよ 笑
と言うか実際、その数年後に別の曲でカムバックした際に時出演した
『週刊アイドル』というバラエティ番組の（※）ランダムダンスのコーナーで
この『Freeze！（그대로 멈춰라！）』が流れた時、
全員「え！？」ってなってリアルにFreezeした上、
誰かが「自分たちの曲じゃないかと思った」
とか言ってましたからねｗ
おい！デビュー曲デビュー曲！！！ｗｗｗ
てかジコさんに至っては作詞作曲係ったんじゃねーんかい…ｗ
曲の方なのですが、こちらは公式さんの説明によると
『エレクトロ・ヒップホップ・トラック』なんだそうです。
『エレクトロ』って要は、曲に使ってる音が電子音中心で
キュイキュイピコピコドゥンドゥンみたいな感じですよね？多分。
という事で、こちらの曲も電子音中心で
キュイキュイピコピコドゥンドゥンいってます。
で、『ヒップホップ』の方なんですけど、
多分これは『ヒップホップ・ミュージック』を指していて、
Wikipediaによると、
『サンプリングや打ち込みを中心としたバックトラックに、MCによるラップを乗せた音楽形態を特に指すことが一般化している』
んだそうです。
以上を踏まえて聞いてみると、 やっぱりヴォーカルパートが多すぎて素人的には
HIPHOP感があまりなく、ダンス曲って感じがします。
というか、全体的にクラブ感がすごい！
だからこそ万人受けしそうな感じですが、強い個性はないかなぁ。
で、全体の感想なのですが、
実は私、この曲に関しては感想を言うのが難しいんですよね…笑
『今のブロビのイメージと違う』という感覚が強すぎて
冷静に曲そのものがどうなのかよく分からんのですよ…(;^∀^)
まあでも、メンバー自ら「自分たちの曲じゃないと思った」って言う位だから
大丈夫だろうということにして正直に言うと、
『ブロビが歌う必然性のある曲』って感じではないなと思います(;^ω^)
特別下手な訳でもかっこ悪い訳でもないけど、特別良いとも思わないというか。
アイドルに限らず、
『この歌手以外が歌っても魅力を100％引き出す事はできないだろう』
っていうのが歌手にとっても聞く人にとっても『名曲』で、
やっぱりいい曲かどうかって、歌手と曲の相性も大切な要素だと思うんですよね。
だから、そこまでいかなくてもせめて、
『この歌手によく似合ってる』位には相性が良くないとなって思うんですけど、
これに関しては 何なら他にもっと似合うグループがあるんじゃ？
と思うくらいというか。
正直あんまり似合ってないかなって思います。
ただ。一方で。
なぜか定期的にあのMVが見たくなる…！
冒頭のThis once goes out！（テーテッ テッテッテー）We on the Blockが、
無性に恋しくなる…！！
パッキョンの「ノル ウォネ マミマミマミ♪」を、
ふと、口ずさんでしまう…！！！
…などなど。
むしろBlock Bが歌ったからこそ
ある意味何か強力かつ特別な魔力を帯びた…。
そんな曲だとも、私は思っております(`・ω・´)
（ん～、でも聞き慣れて、更にデビュー曲だってことを考えると、
やっぱり普通にかっこいい曲な気もする…。
ホントに感想言うのが難しいｗ
けど、特にサビ前のテイルさんの高音なんてホントお見事ですよね。
なんかもう、テイルさんの有効活用というかフル活用とういうかw
最後なんて主旋律とコーラスの 両方で歌うまを畳みかけてきてますね！ｗ）
（※）過去の自分たちの活動曲がランダムで流れるので、
それにすぐに対応してダンスするという週刊アイドルの定番コーナー。
3.나만 이런거야? (Is It Only Me?)
タイトルは『나만 이런거야? (Is It Only Me?)』。
読みは『ナマン イロンゴヤ？』で、意味は『僕だけこうなの？』です。
『別れた彼女への未練を抱きながら生きる男が、
全く平気そうに過ごす元カノを見て、
「僕だけがこうなの？」とぐるぐる思い悩む』
と言った感じの歌です。
テイルさんが歌うサビの部分以外はざっくり一番をジコさん、
二番をキョンちゃんが歌い、
ぴーちゃんも「俺だけこうなの？君はほんとに平気なの？」みたいな感じの、
曲のテーマになっいてる男性の気持ちを繰り返す、
印象的かつ、まとまった量のあるパートで合間合間に入ってきます。
で、サブヴォーカルズの出番はありません…(;´∀｀)
ば、バッサリやな…。
デビューシングルで収録曲が３曲しかないのに、
いきなりメンバーの半数が参加しない曲を入れるなんて、
ブロビってどんだけシビアなのよ…！！！
まあまあ、話は変わり。
やはり失恋ソングと言ってもデビューシングルの収録曲だからでしょうか。
曲の主人公像が、まだ幼い感じがしますね～(*´▽｀*)
自分ばかりまだ彼女を忘れられないという状況に対して、
「俺ばっかりなんだよ…ちぇっ」みたいな、
恨みがましいような気持ちにフォーカスした歌です。
なので歌詞を見てみると、元カノに関して
『どんな人でどんな所が好きで、どんな思い出がある』
みたいな具体的な供述が無く、
ひたすら失恋した自分の辛い日々について歌っていて、
『誰よりも特別で愛していたかけがえのない君を失った辛さ』
が１００％というよりは、
『それまで当たり前にそばにいて、
楽しい時間を過ごした彼女というポジションの人がいなくなった事への喪失感』や、
『自分がフラれたというショックや、
相手がもう自分をなんとも思ってないことに対するかっこ悪さ惨めさ』
という気持ちが多めに入ってる失恋ソングだと思いました。
今は人生の一大事って感じに辛いけど、
数年後には何とかなってそうというかね 笑
曲に悲壮感が無く、切なさはあるけど、
穏やかで明るい雰囲気なのもそう感じる要因かも知れません。
なんか公式によるとこの曲は『ミディアム・ヒップホップ・トラック』
らしいんですけど、確かにほぼラップだし、HIPHOPトラックだからか、
曲全体通してリズムを刻む音がずーーっと入ってるんですよね。
で、リズム刻まれちゃうと、やっぱりこっちもちょっとノッちゃうのでね 笑
だから、曲の印象がちょっと明るめになるのかな。とも思います。
この頃まだ年長メンバーも２０代前半。
末っ子のぴーちゃんに至っては現役高校生ですもんね。
Block Bは（※）老け力が年相応なグループだし、
デビューしたての新人アイドルにはちょうど良い感じの
切なさもありながら、若さもあるかわいらしい失恋ソングだと思います＾＾
（※）老け力（ふけりょく）
メンバー個々の年齢は関係なく、
単純にビジュアルで判断するグループの大人っぽさの度合い。
この「老け力」に見合った大人っぽさの曲にしないと、
印象がちぐはぐになってしまう。
（ボブ美の実姉・某ゆうき提唱の説）
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という訳で、短めになりますが
『Do U Wanna B？（1st single）』(Song by Block B) 所感は、以上となります。
前回記事をあげた時からずいぶん時間がたってしまいました…(;´･ω･)
けどまあ、ぎりぎり広告が出る前にアップできて良かった！ね！(^▽^;)
今度はもう少し早く、せめて２週間くらいでアップできたらいいな…。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました！
良かったらまた次の記事も、よろしくお願いします＾＾
